
歴代中央線特急の3色がそろったことともあって,最近にわかに注目を集めている豊田車両センターの189系.
そのうち,M51・M52編成は2013年に大宮総合車両センターから転属してきた編成です.
全車国鉄特急色を纏う189系の6両編成で,かつ上り方クハが「あさま」時代にグレードアップ改造を受けているというよく似た編成構成でした.しかし特急色の赤帯の太さについては,前身の編成の違いから異なっていて少しわかりにくい点です.転入当時~現在の姿を再確認してみたいと思います.
■M52編成
2013年9月,一足先に豊田にやってきたのがM52編成でした.
(M50編成がすでにいて,M52編成が登場したのでもう1本編成転属ということが知れ渡ったものでした.)
元H102編成からモハユニット2組を抜いて組成された編成です.

左:H102編成時代.上り方クハ1両がGU車で大窓・太帯,その他9両は小窓・細帯.
右:転入当初のM52編成.H102編成からモハユニット2組を抜いただけなので,下り方クハは小窓・細帯.
■M51編成
M52編成登場後,しばらくして転入してきたのがM51編成でした.
M52編成とは異なり,転入に先立ってクハ2両はH81編成,モハユニット2組はH101編成から組み合わせて組成されました.

左:H81編成時代.上り方クハ1両のみがGU車で大窓,しかし同編成は全車がGU車に合わせた太帯で塗装されていた.
従って下り方のクハは小窓ながら太帯のという形態で,そのままM51編成に組成されて豊田に転入した.
右:H101編成時代.H102編成と同様に上り方クハ1両のみGU車で大窓・太帯.後にM52編成に組成される中間車は通常の太さの帯でした.
余談ですが,MLながらや修学旅行集約臨のイメージが強い元H101・102編成も,時折中央線の臨時特急「あずさ75号」「あずさ80号」などに充当されることがありました.また10両の収容力を買われてか,スーパーあずさ代走の記録も見かけます.

M51編成転入当初.H81クハとH101編成モハから組成されたため,上り方クハ=GU大窓太帯,下り方クハ=小窓太帯,中間車=小窓細帯という帯の太さ・窓の大きさが入り混じることになりました.
■M51・M52編成のその後

左:M52編成は2014年11月に大宮総合車両センター(OM)に入場,その際にJR化直後のグレードアップあずさ色に塗色変更されました.
右:M51編成は2015年7月にやはりOMに入場しました.塗色や編成内でバラバラの赤帯が変更されることもなく出場しましたが,ほどなく豊田車セにおいて特急シンボルマークが取り付けられ,往年の「国鉄特急」の姿を残す貴重な存在としてさらに注目を集めるようになっています.
スポンサーサイト
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/03/01(火) |
- 189系豊田車
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
7月25日,豊田車両センター115系M40編成が廃車目的で長野へ回送されました.

スカ色6両貫通編成のC1編成と連結,9両の長い編成で回送されていきました.(撮影地:相模湖)
元6両貫通編成のM40編成のうち,中間車3両は今年1月に同区のW2編成(訓練車)と共に廃車回送が行われ,代わりの訓練車としてM40編成の残り3両が残されていたものの,結局廃車となったものです.
回送に当たって,単独自走に問題が生じていたことから,長野総合車両センターから115系C1編成が貸し出され,長野方に伴走車として連結されました.

M40編成と長野車C1編成の連結部.先日のスカ色への塗色変更以降,常々「クリーム色が違う」と言われているC1編成ですが,色褪せ気味のM40編成と比べると違いが際立ちます….(撮影地:猿橋)

近年様々な臨時列車等に充当され,楽しませてくれた思い出の車両が消えていくのは一抹の寂しさを感じます.(撮影地:猿橋)
続きを読む
- 2014/07/25(金) |
- 115系(中央線)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
かねてから噂されていた、次期中央線用特急車両がついにプレスリリースされました.
中央線新型特急電車(E353系)量産先行車新造についてデザインとか,定員がE351系やE257系に比べて減っているとか色々な反応が出ていますが,個人的には…
E351系にも引退が迫るというのがとても寂しく感じます.

↑2010/5/8 日野―豊田
1993年デビューと自分と同世代の車両であるE351系.
物心ついた頃の中央線と言えば201系,183・9系あずさ色の「あずさ」「かいじ」,そしてE351系の「スーパーあずさ」でした.201系,189系に続いてE351系もそう遠くない将来にいなくなると思うと,やはり寂しいものです.
- 2014/02/04(火) |
- 撮影日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
1月27日,豊田車両センター115系W2編成(訓練車)とM40編成の中間車3両が長野へ廃車回送されました.

↑W2編成にM40編成中間車3両を挟んだ編成.(酒折~甲府)
M40編成は編成中,サハ115-319・モハ115-348・モハ114-374の3両が抜き取られ,W2編成に組み込まれました.

0番台/300番台の違いが分かる連結部.
■引退直前のW2編成

左:2012年11月には豊田区のクモヤ145-117廃車配給の牽引車として使用されました.(富士見~すずらんの里)
右:2013年にはTK公開、豊田車両センターまつりで展示されていました.(豊田車両センター)
■6両貫通編成末期のM40編成

左:むさしの号引退後は波動用に使用されていたM40,最後の多客臨運用は2013年夏季の「ホリデー快速鎌倉号」となりました.(新鶴見~鶴見)
右:6両貫通編成での最後の運転となったのは2013年12月6日の中央線普通列車代走となりました.(勝沼ぶどう郷)
■M40編成の残り3両

残された3両は豊田区の他の115系編成同様の3両編成となり,豊田区の片隅に留置されています.
今後が注目されるところです.(豊田車両センター)
- 2014/01/30(木) |
- 115系(中央線)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
1月2日から4日にかけて運転された臨時特急「かいじ180号」に,豊田車両センター189系M50編成が充当されました.

↑唯一の「あずさ」色となったM50編成が「かいじ」のヘッドマークを掲出して運転.(1/4 八王子)
同編成に「あずさ」「かいじ」のヘッドマークが装備されて以来,初めての特急運用となりました.
「あずさ」色編成と「かいじ」正調ヘッドマークの組み合わせ自体,定期特急運用から撤退した2002年以来ではないでしょうか.
「かいじ180号」の運転期間中,「ホリデー快速富士山1/2号」にはM51編成が充当されました.

↑富士山と逆さ富士のヘッドマーク,イメージ的には「かいじ」に通じるものがあります.(1/4 八王子)
従来,「ホリデー快速富士山1/2号」にはM50編成がほぼ専従となっていましたが,今後は豊田所属の189系3編成を特に区別せずに運用していくようです.
- 2014/01/04(土) |
- 中央線関係
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0